この記事で扱う内容
この記事では YouTube Data API の Searchリソース について解説します。
具体的には以下の操作を中心に紹介します。
- 動画の検索
- チャンネルの検索
- 再生リストの検索
初心者向けに基本用語から説明するので、APIを学び始めた方でも理解できる内容になっています。
前提と基本用語
必要な知識・スキル
- YouTube Data API の基本的な仕組みを知っていること
- JSON形式のレスポンスを読めること
- API Explorerを使ったことがあると理解しやすいです
必要な環境
- Google Cloud Console で有効化された YouTube Data API v3
- 認証情報(APIキーまたはOAuth 2.0)
- 自分のチャンネル内を検索する場合などは OAuth 2.0 を利用するケースもあります
YouTube Data API の Searchリソースとは
Searchリソース は、YouTube上の動画・チャンネル・再生リストを検索するためのリソースです。
キーワード検索や条件指定によって、目的のコンテンツ情報を取得できます。
Searchリソースの使い方

事前準備
- Google Cloud Consoleでプロジェクトを作成し、YouTube Data API v3を有効化する
- APIキーまたはOAuth 2.0の認証情報を取得する
- 通常の検索はAPIキーで可能
- 自分のチャンネル内を検索する場合などはOAuth 2.0認証が必要
- API Explorerを開く

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動画を検索する
- 概要:キーワードを指定して動画を検索できます
- 利用例:API Explorerで
search.list
を選び、part
にsnippet
、q
に検索ワードを入力すると動画一覧が返ってきます - 応答結果:動画ID、タイトル、説明、サムネイルなど
チャンネルを検索する
- 概要:キーワードを指定してチャンネルを検索できます
- 利用例:
type=channel
を指定すると、動画ではなくチャンネル情報が返ってきます - 応答結果:チャンネルID、チャンネル名、概要など
再生リストを検索する
- 概要:キーワードを指定して再生リストを検索できます
- 利用例:
type=playlist
を指定すると、再生リストの一覧が返ってきます - 応答結果:再生リストID、タイトル、説明など
補足
- Searchリソースは「検索」専用であり、詳細情報を直接取得することはできません。
- より詳しい動画情報(再生回数、統計データなど)を取得する場合は Videosリソース を組み合わせて使う必要があります。
- 同様にチャンネルの詳細は Channelsリソース、再生リストの中身は PlaylistItemsリソース で取得します。