TortoiseSVNでフォルダやファイルをバージョン管理(履歴)対象として追加する方法【初心者向け】

eye catching image of how to add folder and file to tortoisesvn working copy and repository IT・AI活用入門

この記事で扱う内容

この記事では、TortoiseSVNでフォルダやファイルをバージョン(履歴)管理対象に追加する方法についてご紹介します。

前提

前提知識・前提スキル

  • Windows OS の基本操作ができる人

前提環境

  • 使用PC
    • OS が Windows 10または 11であること
    • TortoiseSVNがインストールされていること
    • TortoiseSVNでリポジトリと作業コピーが作成されていること

TortoiseSVNでフォルダやファイルを作業コピーとリポジトリに追加する方法

TortoiseSVNでフォルダやファイルを作業コピーとリポジトリに追加する方法のアイキャッチ画像

今回は例として、作業コピー内の「trunk」フォルダを使用し、この中に、フォルダ1つとMicrosoft Officeのファイル3種類、テキストファイルを1つ、バージョン管理対象として追加します。

「trunk」フォルダ内に、バージョン管理したいフォルダやファイルを入れる

以下のフォルダとファイルを入れます。

No種類名前
1フォルダフォルダ
2ファイル新規 Microsoft Excel ワークシート.xlsx
3ファイル新規 Microsoft Word 文書.docx
4ファイル新規 Microsoft PowerPoint プレゼンテーション.pptx
5ファイル新規 テキスト ドキュメント.txt
バージョン管理対象にするフォルダやファイルの例一覧

「trunk」フォルダのフォルダやファイルではない場所を右クリックし、表示されるメニューで「その他のオプションを確認→TortoiseSVN→追加」を選択する

追加ダイアログが表示されるため、バージョン管理したいフォルダやファイルのチェックボックスにチェックが入っていることを確認し、「OK」ボタンを押す

追加 終了ダイアログが表示されるため、「OK」ボタン押す

これにより、SVNは、作業コピー内にあるフォルダやファイルの存在を認識するようになります。

ただし、この「追加」だけでは、まだリポジトリへ反映されません

「trunk」フォルダのフォルダやファイルではない場所を右クリックし、表示されるメニューで「その他のオプションを確認→SVN コミット」を選択する

コミットダイアログが表示されるため、任意でメッセージを入力し、バージョン管理したいフォルダやファイルのチェックボックスにチェックが入っていることを確認後、「OK」ボタンを押す

コミット 終了ダイアログが表示されるため、「OK」ボタン押す

この「コミット」は、SVNにおける概念です。

コミットは、「作業コピーの内容をリポジトリへ反映すること」だと思っておけば良いでしょう。

SVNでは、作業コピーの内容を追加・変更・削除などした後は、最後に「コミット」を実行して作業コピーの変更をリポジトリへ反映させることになります。

参考

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